追い出し盗という犯罪が増えています

一昔前の空き巣は、家主が自宅を留守にしている間に鍵を壊して家屋へ侵入。金品を奪うというイメージでした。今でも空き巣被害は後を絶ちませんが、最近増えているのが追い出し盗と呼ばれる窃盗です。これは犯人が一人でできる犯罪ではなく、オレオレ詐欺と同じようにグループになって連携プレーで行うもの。空き巣のオレオレ詐欺バージョンですね。

人は権威に弱い

人間は権威に弱い面があります。たとえば普段から家族に対して反抗するような方でも、お医者さんの言うことであれば素直に聞いたりします。

しっかりした身なりで「市役所の者です」と身分証明を見せられたら、誰でも信じてしまいますよね。いちいち市役所に「山本雄介さんという下水道課の方は在籍していますか?」なんて確認もしません。

作業服にスラックス姿で「市役所の下水道課の者です。今度下水道工事をするので、工事の説明をしたいと思いまして」と言われれば「わざわざ家まで訪ねてくださって、ありがとうございます」の一言も言いたくなりますね。

相手が市役所職員であったり県税務署、県庁、郵便局員、銀行員などお堅いお仕事の方であればあるほど、人間は相手が本物であると信じ込んでしまいます。身なりがきちっとしていると、騙されてしまうものです。

そんな市役所職員に連れ出され、10分ほど下水道工事の工事区間や工事方法、う回路の説明などを聞いている間に、別の犯行グループがもぬけの殻になった家で金品を盗み出し仕事は終了。

被害者は自宅に物取りが入ったことなどつゆ知らず、後で「あら、お財布がないわね。貯金通帳や印鑑もない……泥棒が入ったんだわ!」と気がつくことになるのです。

戸締りが一番重要です

例え犯罪者グループに狙われなくても、ちょっと留守にする間だけでも鍵は必ずかけた方が良いです。「ゴミ出しはたった5分ですむし」「コンビニに行くだけだから」と思っても、そのすきに泥棒が家の中にはいってくるかもしれません。

もし家に子供や高齢者が残されており、泥棒と鉢合わせしたら?ちょっと怖いと思いませんか?テレビでもつけていれば「家に人がいる」と泥棒が逃げていくかもしれませんが、眠っていたらわかりませんよね。

大事な家族を守るためにも、ちょっと家を留守にする間でも玄関や勝手口には鍵をかけた方が良いです。もちろん鍵をかけていないから人の家に勝手に入っていいわけではありませんが、防犯は自分で行うもの。自分で自分の身を、家族を守るのが鉄則です。

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