高齢者の癒しのはずがペット依存の罠

今、空前の猫ブームで猫が大流行り。昔から猫はいたはずですが、いまさらブームになっているのは猫好き歴50年以上の母からすると不思議だそうです。今は核家族化が進み、話し相手がいない、寂しいといった高齢者も多いはず。そんな人たちの心を癒す存在としてペットが注目されているわけです。ところがペットを愛しすぎるあまり依存症になってしまう事も…

こんな症状が出たらペット依存かも?

わが子のように大事なペット。だから最高級のエサを与え、おもちゃをたくさん与え、ちょっとしたことでも動物病院を受診して大事する方は珍しくありません。

猫の名前を呼ぶときに「桃ちゃ~ん」とか「虎徹君」とか、さん付け、君付けも割合普通です。我が家でも黒猫の黒は「くうちゃん」と呼びます。人間と同じ扱いなのです。

ところがペットを人間扱いするあまり、愛猫が亡くなった年に親族に宛てて喪中はがきを出した愛猫家もいるようですね。さすがにこれは行き過ぎだと思いますが、人間もペットも同じ扱いなのです。ペットは大事な家族の一員なのですから。

ところがそんな行き過ぎの愛情をペットにかけるあまり、ペット依存になってしまうケースもあるようです。確かに家族の一員ですから、家族が亡くなってしまうと大変なことです。

ペットロスを長く引きずるリスク

生活の中心にペットを置いてしまうと、買い物中でも旅行中でも、家をあけると「ペットは大丈夫だろうか? 今日は暑い日だからエアコンをつけてきたが、熱中症になっていないだろうか?」と非常に心配になりますね。自宅には母がいるので私はあまり心配していませんが、一人暮らしの方は心配になります。

またペットは老化などで病気になりやすくなり、最終的には亡くなってしまいます。溺愛しすぎているとペットの死に大きなショックを受けてペットロスの症状がでます。とくに交通事故など予想外のお別れの場合、ショックは大きいです。

そのためペットはペット、自分は自分と距離をとったお付き合いをしなければならないのですが、なかなかうまく距離がとれないケースもありますね。

愛猫が亡くなったら昔は畑の一角に亡骸を埋葬したりしていたのですが、今はペット専門の火葬や法事ができる施設もあります。自宅のすぐ近くにペット葬儀専門のお店(火葬場や法事用の会場あり)があり、大盛況だそうです。

人間と同じなので、きちんと火葬して収骨し、骨壺にいれてお経を読んであげるのが普通になりつつあります。我が家はさすがにお経までは頼みませんでしたが、亡くなった猫の亡骸を火葬して収骨してもらいました。

ペットを人間と同じ扱いにするなら、きちんと火葬して埋葬し、気持ちの整理をつける儀式は必要かもしれません。ペットロスは約1年ほど引きずるとは言われていますが、人によっては何年も影響すると思います。

ペットロスにならないためにも、ペットとの距離を。また孤立感の強い方は友達を増やす、趣味の場に出るなどした方が良いです。

 

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